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【展望夜景の撮り方③】一目置かれる写真が撮れる!フレーミング方法

ビルやタワーなどの展望室、もしくは山頂にある展望台といった場所からはきらびやかな夜景も狙うことができます。ここでは、そんな美しい展望夜景に特化した撮り方をご紹介いたします。

 

 

 

レンズの特徴を踏まえながら単調にならないような切り取り方をしよう

持ち運びができるのなら、展望夜景撮影には、広角から望遠までのレンズを幅広く持っていくとフレーミングの自由度が上がります。単焦点レンズでは本数が増えるので、ズームレンズが便利です。特に昨今発売された新しいズームレンズは、画質的にも改善されているので、描写の難しい夜景撮影で重宝します。広角使用時は画面にアクセントを入れて単調さを回避し、望遠では気になった被写体や箇所を大きく切り取りましょう。特に山頂の展望台からは望遠が活躍します。

 

 

基本テクニック

暗い空の割合が1/3程度になるように切り取る

展望室や展望台から見られる視界いっぱいに広がる夜景は、筆舌に尽くしがたい絶景。その感動をカメラに収めたいあまり、広い画角で目いっぱいワイドに写したくなるが、実はそれだと失敗作につながりやすい。写真の上下にただ暗いだけの無駄な部分が多くなり、結果的に光が乏しい、まとまりのない夜景写真になってしまうのだ。

 

撮影:川北茂貴

 

 

撮影:川北茂貴

標準から望遠域のレンズを使って夜景部分を切り取る

左右いっぱいに広がる街並みの夜景は圧巻だったが、上の構図では空に無駄な空間が多い。雲があれば別だが、この場合はアップで街の中心部を狙おう。街明かりが密集され、印象的な夜景写真に仕上がった。

 

◎望遠(105ミリ相当)

 

撮影:川北茂貴

 

広角(28ミリ相当)

 

撮影:川北茂貴

都市まで距離がある展望台からの撮影では望遠レンズが有効

下写真の28ミリ相当で写したカットは、暗い空が多くて決してきれいな夜景写真とはいえない。初心者ほどアップで撮れる望遠レンズを使って、暗い部分を極力減らした構図で狙うようにしよう。トワイライトの空や流れる雲を入れる場合など、何か意図があるときを除き、ただ暗いだけの空は、画面の1/3程度にしておきたい。

 

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