機材レポート

NOKTON D35mm F1.2 Zマウント実写レビュー! ニジミを残した後ボケが美しい

富士フイルムXマウントとして投入された「NOKTON 35mm F1.2」が、ニコンZシリーズに最適化され「NOKTON D35mm F1.2」として新登場。今年のフォクトレンダーはZマウントレンズの充実に期待が高まる。

NOKTON D35mm F1.2 実写レビュー
ニコン Z 50 + NOKTON D35mm F1.2

ニジミを残した美しい後ボケが気持ちいい

ピント面は十分解像しながら、ニジミの大きな美しい後ボケが楽しめる。MFレンズであるが、合焦サインを利用できるのでピント合わせは快適。玉ボケのエッジも非常にソフトで、口径食は丸みがあり描写も自然だ。色収差もよく抑えられている。

NOKTON D35mm F1.2 実写レビュー
ニコン Z 50 NOKTON D35mm F1.2 絞り優先オート F1.2 1/1000秒 ISO100 +1.3補正 WB : オート

画質と操作性を追求したクラシカルなMFレンズのZマウントが登場

洗練されたデザインのMFレンズを次々と生み出すフォクトレンダー。今やハイクオリティーなMFレンズの代名詞だ。クラシカルなスタイル、そして操作触感を重視しながら、中身は最新の光学系にブラッシュアップ。2022年はついにニコンZマウント製品を登場させた。

その第1弾となるのが「NOKTON D35mm F1.2」。DXフォーマット機用で、大きなZマウント仕様ながら、違和感のないコンパクトな仕上がり。「Z 50」に付けると、純正レンズよりもしっくりくる。「Z fc」ならさらに似合うだろう。

電子接点を持ち、ピーキングや合焦サイン、Exifにも対応している。これを皮切りに、今後さらに発展するであろうZマウント関連の製品が楽しみだ。

往年のニッコールレンズのようなデザイン

MFのAiニッコールを彷彿させる銀リングと、色付きの被写界深度指標が特徴。リング類はオール金属製で滑らかに動く。ねじ込み式の金属製フードが付属する。

NOKTON D35mm F1.2 実写レビュー

電子接点を装備し撮影機能を活用できる

大きなZマウントでありながら、カメラに付けたときはその大きさを感じさせない。電子接点によりExif情報はもちろん、合焦サイン、ピーキング、拡大などに対応し、純正レンズ同様の使い心地だ。

NOKTON D35mm F1.2 実写レビュー

球面レンズで収差を残してボケ味を追求

前後対称の伝統的なダブルガウス型を採用。非球面レンズ未使用なので輪線ボケの不安がない。絞りはボケ形状に配慮した12枚構成で、1/3段クリック付き。

NOKTON D35mm F1.2 実写レビュー

フォクトレンダー NOKTON D35mm F1.2 Z-mount

NOKTON D35mm F1.2 実写レビュー

発売日 2022年4月6日
希望小売価格 91,300円 (税込)

マウント ニコンZマウント
焦点距離 35mm (35mm判換算 53mm相当)
レンズ構成 6群8枚
最大撮影倍率 0.15倍 (35mm判換算 0.22倍)
フィルター径 φ46mm
最大径×全長 φ65.8×41.0mm
質量 230g