機材レポート

コンデジ界のスピードキングが秒20コマで新幹線を捉えた! ソニー「サイバーショット RX100Ⅶ」実写レビュー

1.0型センサーで画質性能にこだわったRX100シリーズが第7世代に進化。ブラックアウトフリー連写やリアルタイムトラッキングなど、α9の高速性能をコンパクトボディに凝縮した。ソニーストアでの価格は税別145,000円。
 

 

α9のAF機能をコンパクトに凝縮

α9同等のAF性能を搭載したサイバーショットRX 100Ⅶが登場した。ポケットに収まるコンパクトボディながら、高精度なAF追従、高速連写、画質性能など劣るところはない。高速で走る新幹線もリアルタイムトラッキングにより、狙った部分をピンポイントでAF追従してくれた。しかも秒20コマ、ブラックアウトフリーで撮影できるとなれば、動体撮影には心強い。

24-200mm相当のツァイスレンズは、ズーム全域で画面周辺まで高い描写力が得られる。EVFを使えば、望遠でも動く被写体を追いやすく、手ブレ補正機能により、200mmでも1/30秒までは安心して撮影できた。4K動画撮影時にもリアルタイムトラッキングやリアルタイム瞳AFが使え、マイク端子を搭載するなど、動画ユーザーにもうれしいモデルだ。

 

秒20コマで新幹線を軽快に捉え続けた!

フォーカスエリアをトラッキングのフレシキブルスポットSに設定し、AF開始点を運転席部分に合わせ、秒20コマの高速連写。新幹線の先頭部がフレームアウトするまで運転席部分をピンポイントでAF追従してくれた。
 

ソニーRX100Ⅶ 絞りF5.6 1/2500秒 ISO400 WB:オート 東海道新幹線(新横浜~小田原)

 

ブラックアウトフリー連写で被写体を捕捉

EVFはワンプッシュで飛び出るタイプ。ファインダー部は小さいが視度補正付き。望遠で被写体を追いやすく、ブラックアウトフリー連写で不規則な動きにも素早く対応できる。
 

 

タッチ操作で直感的にピントを合わせる

液晶モニター上でタッチした被写体を追い続けるタッチトラッキングやタッチシャッター、フォーカスエリアの移動もタッチで瞬時に行える。静止画のほか、動画にも対応している。
 

 

夜に出会った光景を手持ちでシャープに

テレ(望遠)側の200mm相当では4段分の手ブレ補正機能が付いているので、しっかり構えれば1/30秒程度まではブレを抑えた撮影が可能。1/30秒以下になるとブレが多くなるが、手ブレ補正効果が強力なのでチャレンジする価値はある。
 

ソニーRX100Ⅶ シャッター速度優先AE 1/20秒 絞りF4.5 +0.3補正 ISO3200 WB:オート 上毛電気鉄道(中央前橋駅)

 

ソニー「サイバーショット RX100Ⅶ」の主な仕様


SPEC
●撮像素子/有効約2010万画素メモリー一体1.0型積層型CMOSセンサー
●レンズ/バリオ・ゾナーT*24-200mm 相当F2.8-4.5
●ISO感度/ISO100~12800(拡張ISO64/80)
●AFシステム/357点像面位相差AF+425点コントラストAF
●連写性能/約20コマ/秒(AF・AE追従)、約90コマ/秒(ワンショット連続撮影)
●液晶モニター/3.0型約92万ドット(180度チルト式・タッチパネル)
●ファインダー/約235万ドット有機EL
●動画機能/4K/30p対応
●大きさ/幅101.6×高さ58.1×奥行き42.8mm
●質量/約302g(バッテリー、記録メディア含む)
 

写真・解説/高橋 学