木村惠一写真展「車椅子からの・・・」

木村惠一写真展「車椅子からの・・・」

足元から街を見つめる

木村さんは7年前に脊髄血腫を患ったことで、現在も車椅子での生活を送っている。一時期は全く歩けず撮影もできなかったそうだが、2年ほど前から再び街でシャッターを切るようになった。「もう一度世界を見たい」という思いが実現できたのは、サポートしてくれる人とミラーレスカメラの存在があってこそ、と木村さんは語る。
「介護の方の助けを借りて街に出かけています。また、ミラーレスカメラのおかげで身軽になり、週に1、2度の撮影が可能になりました。今は キヤノン EOS M6 を愛用しています」

撮影範囲は自宅から半径約1km以内。東京の本郷から弥生、根津、千駄木、谷中などで、人を撮るには面白い地域だ。車椅子では思うように動けず、もどかしい部分もあるそうだが、歩行よりもゆっくりの移動、そして低い視点によって街が足元からよく見えるようになったという。
「街という舞台にどんな人物が現われドラマが生まれるのか、現場で楽しみに待てるようにもなった。新鮮です」

体が不自由でも自分のできる範囲で撮影を続ける。これまでと変わらぬ姿勢で前進していく木村さんの新作展だ。

 

会 期 2018年4月5日(木)~11日(水)
会 場 キヤノンギャラリー銀座
住 所 東京都中央区銀座3-9-7
時 間 10:30〜18:30(最終日は15:00まで)
休館日 日曜・祝日
料 金 無料
問い合わせ キヤノンギャラリー銀座(TEL 03-3542-1860)
http://cweb.canon.jp/gallery/schedule/ginza.html

 

■巡回展
2018年4月26日(木)~5月9日(水)キヤノンギャラリー名古屋(愛知県)
2018年5月17日(木)~23日(水)キヤノンギャラリー大阪(大阪府)