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人と野生動物が共存できる未来へ、写真家がサスティナブルなメッセージを発信

山田耕熙さんが、スイスの世界的時計メーカー「IWC」の公式サイトにおいて、“人と野生動物の両者にとって持続可能な未来”について写真とともにメッセージを発信している。

IWC「人と野生動物が共存できる持続可能な未来へ」
IWC公式サイトより。IWCは「持続可能な未来を次世代に引き継ぐための物作り」をモットーに、多くの環境保護活動への支援を行っている。

 

山田耕熙さんは南極や北極、アラスカ、インド、アフリカ、ガラパゴス諸島など世界各地を旅し、さまざまな生き物を撮影している写真家だ。近年は特にインドのランタンボール国立公園に生息する絶滅危惧種、ロイヤルベンガルタイガーを追い続けている。精力的な取り組みの根底には、野生動物や自然の保護に対する強い思いがある。

IWC「人と野生動物が共存できる持続可能な未来へ」

 

その活動に賛同したIWCからのオファーにより、公式サイトの「IWC The Journal」に山田さんの紹介記事と寄稿記事が掲載された。山田さんが執筆した記事は「ヒトと野生動物たち、一緒に未来へ。」というタイトルで、2部構成となっている。ワイルドライフと人間の共存という視点から、ロイヤルベンガルタイガーに関することはもちろんのこと、これまでのさまざまな体験や現在の活動、生き物たちの写真を紹介する内容だ。さらに、コロナ禍の現状を踏まえたメッセージも綴られている。

IWC「人と野生動物が共存できる持続可能な未来へ」
IWC公式サイトより。現在の活動へつながる、ガラパゴス諸島での貴重な体験も紹介されている。

 

「一人でも多くの方に、野生動物たちの今を知っていただき、そして、本気で一緒に未来を考えるきっかけになってもらえたら幸いです」と山田さんは語る。持続可能な未来へ向けて新たな気づきや発見を与えてくれる、見応え・読み応えのある記事だ。

IWC「人と野生動物が共存できる持続可能な未来へ」
IWC公式サイトより。美しく躍動する姿は強い生命力を感じさせるが、一方で絶滅の危機にある弱い一つの命でもあることを伝える。

■IWC「人と野生動物が共存できる持続可能な未来へ」

https://www.iwc.com/jp/ja/articles/journal/sustainable-future.html

 

山田耕熙 (Koki Yamada)

1979年生まれ、東京在住。旅先できれいな写真を撮りたいと思い、2012年ごろからカメラに興味を持つ。BBC Earthのドキュメンタリー番組に衝撃を受けたことをきっかけに、実際に極地や僻地に行き、自分自身の目で物事を捉えてくることに意味を感じるようになる。これまでにアラスカ、北極、南極、ガラパゴス諸島、アフリカなどを旅し、さまざまな生き物達を撮影。中でも、インドのランタンボール国立公園に生息するロイヤルベンガルタイガーの虜となり、この数年追い続けている。2020年、第8回日経ナショナルジオグラフィック写真賞ネイチャー部門最優秀賞受賞。

 

〈文〉鬼沢幸江