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オールドニッコール風デザインに最新性能! 4万円台の単焦点レンズ「NIKKOR Z 28mm f/2.8 (SE)」

ニコンイメージングジャパンは、フルサイズ (ニコンFXフォーマット) に対応するZマウントの広角単焦点レンズ「NIKKOR Z 28mm f/2.8 (SE)」を2021年10月上旬に発売する。希望小売価格は42,790円 (税込)。ミラーレスカメラ「ニコン Z fc」のキットレンズにもなっている。

NIKKOR Z 28mm f/2.8 (SE)

■クラシックレンズ風のデザイン

「NIKKOR Z 28mm f/2.8 (SE)」は、1982年に発売されたフィルム一眼レフカメラ「ニコン FM2」にインスパイアされたデザインの「ニコンZ fc」に合わせた小型・軽量レンズ。「ニコン FM2」と同時期のNIKKORレンズのデザインを忠実に再現した。

ニコン Z fc 28mm f/2.8 Special Edition キット
「Z fc」装着時

ローレット加工を施した存在感のあるコントロールリングには、絞り値や露出補正などの機能の割り当てが可能。「Z fc」のボディとマッチするように仕上げられている。名称の (SE) は「Special Edition (スペシャルエディション)」を意味している。

NIKKOR Z 28mm f/2.8 (SE)

■光学性能

レンズ構成は非球面レンズ2枚を含む8群9枚構成で、開放F値2.8の明るさと浅い被写界深度を生かした、柔らかいボケ表現が可能となっている。フルサイズミラーレスカメラ対応のレンズだが、「Z fc」などのAPS-C (ニコンDXフォーマット) ミラーレスカメラに装着した場合には、42mm相当 (35mm判換算) の画角で撮影できる。最短撮影距離は0.19mだ。

NIKKOR Z 28mm f/2.8 (SE)

■AF性能

静粛性に優れたAF駆動となっており、フォーカシング時に画角が変化するフォーカスブリージングの低減や、露出の安定化など動画撮影にも配慮した設計が施されている。

また、複数のSTM (ステッピングモーター) の連携により、複数のフォーカス群の位置を高精度に制御するAF駆動方式「マルチフォーカス方式」をS-Lineレンズ以外で初めて採用した。収差が発生しやすい至近距離の撮影でも高い解像力を実現する。小型化と高速・高精度なAF制御にも貢献している。

■気軽に持ち歩ける小型軽量レンズ

全長約43mm、質量約160gの小型・軽量化を実現し、スリムなボディの「Z fc」と組み合わせると、高い機動力を発揮する。風景やスナップ撮影をはじめ、最短撮影距離0.19mを生かしたテーブルフォトなど、近距離撮影も可能なレンズだ。防塵・防滴に配慮した設計を採用している。

NIKKOR Z 28mm f/2.8 (Special Edition) 主な仕様

マウント ニコンZマウント
焦点距離 28mm (35mm判換算 42mm相当)
開放絞り F2.8
最小絞り F16
レンズ構成 8群9枚 (非球面レンズ2枚)
画角 75°(撮像範囲FX)、53°(撮像範囲DX)
絞り羽根枚数 7枚 (円形絞り)
最短撮影距離 撮像面から0.19m
最大撮影倍率 0.2倍
フィルターサイズ φ52mm
大きさ (最大径×長さ) 約φ71.5×43mm
質量 約160g
付属品 レンズキャップ 52mm LC-52B (スプリング式)、裏ぶた LF-N1

 

〈写真〉青柳敏史・柴田 誠