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ミラーレス用大口径標準ズームの決定版「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art」開発発表

シグマが、フルサイズに対応するミラーレスカメラ用大口径標準ズームレンズ「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art」の開発を発表した。対応マウントはLマウント、ソニー Eマウント。“究極の大口径超広角ズームレンズ”として2019年8月に発売された「SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art」に次ぐ、シグマのミラーレス専用「大口径Artズーム」の第2弾となる。発売日、価格ともに未定。

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

ズーム全域で中心から周辺までの均一かつ高い解像感を実現しつつ、ミラーレス専用設計の優位性を生かしてサイズと重量を抑制。最新のミラーレスカメラとの互換性を確保し、さまざまなアシスト機能でプロやハイアマチュアの高い要求に応える。

■光学性能

レンズ構成は15群19枚。FLDガラス6枚、SLDガラス2枚といった特殊低分散ガラスをふんだんに採用し、さらに非球面レンズも3枚採用。軸上色収差やサジタルコマ収差といった後処理の困難な収差を徹底的に抑制する。コーティングにはスーパーマルチレイヤーコートに加え、ナノポーラスコーティングも採用。逆光のような強い入射光に対しても影響を受けにくく設計されている。11枚羽根の円形絞りを採用し、開放付近で円形のボケを楽しむことができる。

ナノポーラスコーティング (NPC=Nano Porous Coating)
コーティング材料に多孔質シリカを採用するシグマ独自のコーティング技術。フレアやゴーストの原因となる反射光を大幅に低減し、ヌケの良いクリアな画質を実現する。

■最新フルサイズミラーレスとの互換性

AFLボタンにボディ側からさまざまな機能を割り当て、操作性を向上させることが可能。ステッピングモーターと最新アルゴリズムの採用により、AF駆動の高速化と静音性も両立した。ミラーレスカメラで利用頻度の高い「瞳AF」機能にも対応する。

■フォーカス性能

ステッピングモーターと最新アルゴリズムの採用により、AF駆動の高速化と静音性も両立。軽快なピント合わせを可能にする。

■迫って撮れる最短撮影距離18cm

最短撮影距離はワイド側で18cm。フード先端よりも近い距離まで被写体に迫って撮影することができるため、ワイド端の最短撮影距離で撮影する際にはフードを外して使用する。最大撮影倍率はワイド側 1:2.9、テレ側 1:4.5。

■操作性

防塵防滴機構や、不用意に鏡筒が伸びるのを防ぐズームロック機構を採用。従来のシグマレンズにも多く採用されているAF/MF切り替えスイッチも鏡筒に搭載している。ズームリングやマニュアルリングなど操作部の感触も良好だという。マウントには高精度で堅牢な真鍮を採用。長期使用に耐えうるよう、表面処理を施して強度を高めている。

 

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art 主な仕様

マウント Lマウント、ソニーEマウント
焦点距離 24〜70mm
開放絞り F2.8
最小絞り F22
レンズ構成 15群19枚
画角 84.1°〜 34.3°
絞り羽根枚数 11枚(円形絞り)
最短撮影距離 18〜38cm
最大撮影倍率 W 1:2.9 / T 1:4.5
フィルター径 φ82mm
サイズ(最大径×長さ) Lマウント φ87.8×122.9mm / Eマウント φ87.8×124.9mm
質量 Lマウント 835g / Eマウント 830g
付属品 ケース、ロック付花形フード (LH878-03)

 

 

〈文〉佐藤陽子