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磁力がカメラの着脱を劇的に進化させる!町工場発の優れモノ「インダクションキャッチ」

東大阪は小さな工場が集まるモノづくりの町だ。そこから気になるカメラアクセサリーが登場する。磁力誘導のカメラホルスター「インダクションキャッチ」だ。

 

インダクションキャッチ

 
開発した下西製作所は、マグネット応用製品のパイオニア。磁石工具のほか、磁力を使った応用システムを手掛けてきた。本製品は同社初のコンシューマー用商品であり、この商品に賭ける意気込みは半端ない。

発案したのは新規事業開発グループの下西毅課長。若かりしころ、バイクで日本一周をしていたときに、絶景を撮りそびれる体験をした。5年ほど前、そんな記憶が蘇り、アクティブに活動する中でも瞬時にカメラを手にできるアクセサリーを考えた。

インダクションキャッチ

 
先行する海外製品はあるが、「インダクションキャッチ」最大の特長は磁力だ。カメラをホルダーに近づけるだけで、自然とカメラは装着状態に収まる。カメラ側とホルダー側のパーツに内蔵させた磁石の働きによるものだ。
「カメラの着脱が片手で行なえます。装着と同時にオートロックがかかり、さらにレバーを締めれば完璧に固定できます」

 
インダクションキャッチ

▲リュックやベルトなどに取り付けて使用する。縦付けと横付け、どちらにでも対応可能で、細かい部分に日本製のこだわりが詰め込まれている。

 

 
磁力と聞くと、SDカードなど記録メディアへの影響を心配するかもしれないがご安心。現行のメモリーカードは磁気記録ではないので、磁力の影響は受けない。大手メーカーもSDカードの耐磁性をWEBサイトで謳っている。「内蔵した磁石の表面磁束はスマホで使われているものと同程度です」と下西さんは言う。

この製品がユーザーに支持されるかを検証すべく、クラウドファンディングを使った。結果は目標金額の3倍以上を集め、問合せも数多く寄せられた。
「大型のプロ機も固定できるアクセサリーや、使いやすいスピードストラップの開発も進めています」

なお、「インダクションキャッチ」は2019年5月以降の一般発売を計画している。

 
<使用例>

インダクションキャッチ

インダクションキャッチ

 

 
〈文〉市井康延